男と女は全く違う生き物?どうしたら上手くいくの?
どうして男女はこんなにもすれ違うのか?
20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわ」の法則 より
著者の田口久人さんは、「自分が救われたように、言葉で人を励ましたい」という思いでSNSの一つであるInstagramで一日一篇、言葉や詩の投稿を始め、1000篇以上にも上る投稿は、累計で100万「いいね!」を超え、現在では14万人以上のフォロワーがいます。
投稿は『そのままでいい』『きみのままでいい』の本にまとめられています。
すれ違う男女
的を得ていて、思わずうなづく。
男と女は全く違う生き物だと言われている。
女性はひたすら聞いて欲しい。
女性は男性の3倍喋る。
ただ話を聞いて欲しいだけの女性に対して、話を聞かずに直ぐに解決したがる男性。
男性は悩んでる時は、そっと一人になりたい。
女性はひたすら聞いて欲しい。
男性のドパーミンが出るのは、自慢話で賞賛される時。
女がドパーミンが出るのは、共感された時。
女性は、彼が今、私に対してどういう気持ちかの今が大事。
男性は好きな女性とのもっと先の未来を見ている。
男性は女性が幸せそうにして側で、ただただご機嫌で笑顔でいてくれたら、この上ない幸せ。
女性は自分の欲や望みを言わずに、察して欲しい。
本当の気持ちを言わず、不満をためて不機嫌になる。
そのうち我慢が諦めに。
男性は女性の望みを聞かない。
女性が何も言って来なければ、問題ないと勘違い。
このすれ違いが女性のがっかりを積み重ねる。
そんな夫婦が多いこと。
お互いが相手を思ってるつもりでいるのに、こうもすれ違う男女。
男女がすれ違わないための解決は?
一番大切なことは、日々のコミュニケーションと気持ちを伝えること。
🔸日々、コミュニケーションを重ねること。
🔸お互いの価値観の違いを受け取ること。
🔸お互いの本音や望みを言葉で伝えること。
🔸相手の望みや幸せや喜びを知り、言葉や行動で示すこと。
🔸無理なことはお互いの着地点を見つける。
🔸辛い時に気持ちを一緒に分かち合い、支え合う。
🔸同じ方向(未来)を見ていること。
コミュニケーションを重ねて、気持ちを伝えて相手の望みを確認すること。
支え合い、良いことも悪いことも、一緒に乗り越えていくこと。
お互いの未熟さを許し合うこと。
分かってもらいたい!ではなく、分り合おうと努力すること。
お互いの価値観の違いを認めること。
完璧でない自分を丸ごと受け入れよう
恋愛でも子育てでも、人間関係が上手くいくには?
自分も相手も受け入れる事です。
相手と価値観が違っても、相手を受け入れるようになるには?
まず自分を認める事です。
全部の自分を認める。
全部の自分を信じる。
完璧でない自分を丸ごと受け入れること=愛です。
愛を知れば、世界は温かい。
たいていの人間関係は上手くいきます。
そして自分が満たされるのだから、相手のことも丸ごと愛せます。
でも、そこまでいくには自分と向き合い、自分を知っていくことが必要。
自分を分かってあげられるのは?
愛を知る作業は、自分でやるしかありません。
自分の寂しさも、悲しさも、怒りも、嫉妬も、不安も恐怖も、分かっているのは自分だけ。
寂しい時、悲しい時、怒っている時、嫉妬している時、不安な時、恐い時に、リアルタイムで、分かってくれる人はいますか?
不可能ですね。
分かってあげられるのは?
気付いてあげられるのは?
……。
自分だけですね。
でも、その自分の本当の気持ちを察することが難しいんです。
だって、自分の気持ちを感じることなんて、ずっと疎かにしてきたんですもの。
そうしないと生きられなかったんです。
親、家庭、学校、部活、友達、会社、上司…。
周りに合わせて生きてきました。
特に日本人は、周りとの和や調和を大切にする文化。
自分の気持ちを1番に感じることが苦手です。
不足があって、丸ごと自分で完璧!
自分の本当の気持ちを知って、その気持ちに寄り添ってあげる。
自分が感じて、自分がしっかり受け取ってあげる。
そして、本音の自分で生きてみる。
そこから、どんな自分も受け入れていく作業が始まります。
ちょっときつい作業ですが、感覚をつかめてくると、この世界は、自分が作っていることに気づき始めます。
そこをしっかり理解して、どんな自分にもOK!していく。
自分と向き合う時間です。ここは精神力がいりますが、ここを乗り越えた先に愛があります。
全ての自分OK!
愛の境地です。
愛の境地に到達すると、他人にも愛があります。
相手の不足を見ません。
だって、自分も完璧でないことを認めているんですもの。
自分にも不足がある、だから相手の不足も受け入れられる。
不足があって、丸ごと自分で完璧!
愛を知った者同士は、結びつきが強くなります。
どんなところも受け止めてあげる。
でも、同じ気持ちになる必要はない。
お互い違ってそれでいい!
愛を知ると世界はこんなに温かい!
男女に限らず、愛は深いのです。